泥のように眠る

アイドルのはなし 引用はご自由に

살아 있다 우린 꿈을 꾼다 우린

さっき、人生でおそらく一番確かな希望が胸に入り込んできた。半年に一度開く日記に書いてもいいのだけど、どうせなのでここに書いておく。

新型コロナウイルスの影響で自死を選んだ人の記事を見たり、ジョンヒョンのインスタグラムの、一番最後の投稿につき続けるコメントを見たり、なんだか精神の状態が良くなかった。「よくない」状態から「もっとよくない」状態に自分自身を押し込むのが悪い癖で、そうなるともうどうしようもなく気分が塞がってしまう。わざわざ暗いニュースを見る。傷ついた記憶を掘り返す。止めたらいいのに止まらない。

さっきまでそういう気分だった。半年くらい前、深夜に散歩した時、自分はいつか自殺するのだろうなあとぼんやり確信めいた予感を抱いたことがあって、それからその予感がずっと心の片隅にいる。いた。少なくとも今はいない。

寂しくてたまらなくて、とにかくやることを、と思って今日一日放置していた食器を片付けている間、on youを流していた。tripadviserに切り替わって、feedbackになって、やがてbeautiful beautifulになった。

ああ、今を変えるために何かに取り組むんだ、と思った。そこでその感情が希望と呼んでもいいくらい私の気分を明るくしてくれたことに気付いた。呼んでもいいくらい、というか、たぶん希望だった。私が長い間忘れていた感情だった。忘れていたことに気付かないくらい遠くにある、私とは縁のない明るいものだったけれど、そうか、これが希望というものか。ずっと、ずっと抑うつ状態にあったのでわからなかった。

最近になって心理的障害の本を読み始めたり、自発的に外を散歩したり、栄養バランスを考えた食事を摂ったりしている。音楽はきっかけだったのだろう。でも、そういうタイミングに巡り合えてよかった。活動が終わったあとと言うのがようやく私の心にしみ込んできた頃だったのかもしれない。

雲が晴れて太陽の日差しを浴びた時のような気分だ。すごい。心理的障害の本にはうつ病の生涯有病率4~15%と書いてあったので、もしかしたら多くの人はこういう気分をしょっちゅう味わっているのかもしれない。いいな。私もこれからは頻繁に味わいたいなあ。